実質賃金が二十ヶ月連続下落の実態

【実質賃金が二十ヶ月連続下落の実態】

今の日本の状態は、物も人(サービス)も余っています。

アレもこれもできるし、物も使われず持て余している状態です。

一方、仕事(物サービスを求めている人)は沢山あります。

物流もそうですし、震災復興、教育、防衛、生活インフラ整備・・・、数え上げたらキリがありません。

そして、みんなこう思っています。

「今手元にお金がないから買えないけど、私が生み出す物サービスを誰かが買ってくれて、お金が入れば、それで欲しい物を買えるのに。」

みんな物サービスを生み出せる能力はあるのに、買ってくれる人がいないのでお金が手に入らない。

と同時に、みんな買いたい物サービスがあるのに、お金がないから買えない。

こうやって膠着している状態です。

「誰かが私の物サービスを買ってくれたら」とみんなが思っています。

アレもこれもできる人の能力が活かされず、くすぶっている状態です。

さて、この場合、この状態を抜け出す一歩としては、

「誰かがお金を出して買ってくれる」ことです。誰かが買えば、相手にはお金が手に入り、そのお金で欲しい物を買って、その相手にお金が入り・・・、という風に経済が動き出します。

このように、

お金を持っている人が始めに使えば、経済は回り始めますが、今の問題は誰もお金を持っていないことです。

いくら良い商品を作っても、稼げるビジネスをと言って立ち上げても、抜け出せません。良い物があっても、欲しくても、お金がないので誰も買えないからです。これが平成から続く日本の経済状態です。

ではどうするのか、

誰かが勇気を持って「銀行からお金を借りて」、欲しい物を買うことです。

(銀行からお金を借りることは、新しくお金を生み出すことです。)

その誰かとは、

1.ひとつは民間企業です。インフレ経済(人の値段が上がっている)の時は個人や企業など民間が借りてお金を増やしていきます。

(これを経済用語で投資と言います。政府が進めている資産投資とは違うことに注意。)

(ちなみに、クラウドファンディングとか株式投資ではダメです。銀行から借りないとお金は増えないからです。)

2.もうひとつは、

政府、行政など公的機関です。

公的機関が債権(国債)を発行して銀行(日本銀行)からお金を借りて、それで物やサービスを買います。

今の日本は、先にも述べたとおり、生活インフラ、国の基盤整備がボロボロになってきています。

公的な仕事は山ほどあります。

であれば、政府、行政がお金を借りて、公共投資(物やサービスを買うこと)をすれば、経済は回り始めます。

民間企業は、インフレ経済で儲からなければ投資(銀行から借りる)はできません。

一方、政府、行政は「決めれば」投資(銀行から借りる)することができます。

「決める」のは、政府であり、政治家であり、世論です。

今、世論(大手メディア)が「政府はお金を使うな。国債を減らせ。」と言っているので、使わないと決めています。

世論(国民の意思)が「政府はお金を使え。国債を増やせ。」と決めれば、国民の所得は増えます。

ただ今国会開会中。衆議院 国会中継↓

https://www.shugiintv.go.jp/jp/

ちなみに、一般の会議のイメージとは違って、国会の議論だけでは政策は決定されず(国会は各議員、政府が言いたいことを言っているだけ)、そこで出た話に対しての国民の反応(現状は大手メディアの反応、本当は国民の反応)によって決められている。

だから、優秀な議員を出すことも大切ですが、国民がワーワー反応することも含めて国会と言えます。

・夢を追いかけなければいけない。

・夢を仕事にする

も違うと思います。

仕事とは、

「相手が求めている事を自分ができることで応える。」です。

たまたまでも、偶然でも、縁のあった仕事に取り組んでみる。

そこから見えてくるものがある気がします。

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