世の中に既にある需要に自分の資本、専門性で応えていく:起業の教科書

(ワーク)あなたにとって需要とはどんなイメージでしょうか。

質問1:あなたは「需要」といった言葉を聞いて、どんなイメージを浮かべますか。自由に書き出してみましょう。(時間3分)

既存事業を探す

それを自分がやりたいかどうかは置いておいて、世の中には仕事は幾らでもあります。

既に事業として成り立っているものや仕事をすることの良い点は、やれは直ぐにお金が稼げることです。起業において一番大切なのは、提供する商品やサービスをお金を払って買う人がいることです。

既存の事業は、既に人々が、その商品サービスをお金を払って買うものだという認識があるということです。

顕在需要を探す

次に探したいのは、需要が目に見えているものです。

需要には、2種類あって、
・潜在需要
・顕在需要
です。

潜在需要は、人々が意識していないけど、言われれば「欲しい」と思うもの。例えば、携帯電話がない時代のスマホみたいな、未だ世の中にない物のことです。

顕在需要は、人々が既に意識しているものです。例えば、今の時代のスマホです。

一般的には、潜在需要を見付けることで、競合がいない新たな産業を生み出すということで重視されていたりますが、私の考えでは、顕在需要を丁寧に満たしていくと自然と潜在需要を満たすようになると思っています。

また、潜在需要は、人々が未だ見たことのない未来の商品サービスになります。なので、これを意識させるために、啓蒙活動(広告宣伝)活動が必要になり、浸透するまで時間が掛かること、並びに、予想が外れる場合があるため、失敗する可能性が高くなります。

(ワーク)需要をリストアップしてみよう!

質問1:既存の事業をリストアップしてみよう。
ほぼ無限にあるため、ここでは時間を制限してリストアップしてみましょう(約3分間)。

事業と共に、その事業は人々のどんな”欲しい”に応えているでしょうか。その後、日常生活の中で、見かけた事業を追加していきましょう。

質問2:顕在需要をリストアップしてみよう。これは日常生活の中で発見していくものですが、ここでは試しにやってみましょう(約3分間)。

その後、日常生活の中で見かけた需要を追加していきましょう。
コツは周りの人の様子を観察して、「こうしたらもっと楽なのに。」とか「こんな感じで手伝ってあげたら、喜ぶかな。」といった様に、自分が助けてあげるとしたら何をするか、といった目線で見ると見付けやすいと思います。

コラム:トイレ掃除をすると何故良いのか。

世の中にある需要を自分の専門性で応える。という感覚を身に付けるにはどうしたら良いのでしょうか。

「私は何もできない。」
とか

「需要を見付けるなんて難しい。」
と思っている方には、トイレ掃除をオススメします。

徳を積む、とか運が良くなる、といったことで勧めている人もいますね。
トイレ掃除の中でも、外出先のトイレを掃除すると良いですね。
つまり、他の皆が共有して使うものが良いですね。

あとは、道端のゴミ拾いも良いですね。
トレイ掃除やゴミ拾いは、誰か特定の人の役に立つと言うよりは、みんなの役に立つ、社会的に役に立つものです。そして、誰もができること。

このように社会的に役に立つことを誰でもできることで応えていく。

このことを繰り返していると、感覚が鋭くなり、世の中の需要や自分の専門性で応えることが、体感として身に付くようになってきます。

(続く・・・)


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