自分の暮らしを、自分で守る。
災害が起きたとき、
「何が起きるんだろう?」
「自分や家族は、どうすればいいんだろう?」
と考えて動ける。
必要なものを、自分で考えて確保できる。
誰かと助け合うことができる。
必要なときに、公的な支援につながることができる。
私は、そんな「自分の暮らしを、自分で守れる力」を、防災の一つの形だと考えています。
そして、その力は、災害が起きたときだけ突然身につくものではありません。
普段から、自分で火を起こす。
道具を使う。
食べる。
家族と話す。
身近な人と助け合う。
そんな小さな経験の積み重ねの中に、「生きる力」は育っていきます。
「暮らし創造思考(防災版)」は、そんな防災を、自分の暮らしから考えてみるための実践ツールです。
「防災」と「暮らし」を、もう少し近づけてみる
防災について調べると、
「何を買えばいいのか」
「何を備蓄すればいいのか」
という情報がたくさん出てきます。
もちろん、備えておくべきものはあります。
でも、それだけではなく、
「もし、いつもの暮らしができなくなったら?」
と考えてみる。
そのとき、
「自分はどうしたいだろう?」
「家族はどうするだろう?」
「今あるもので、何ができるだろう?」
と考えてみる。
そこから、自分に必要な備えが見えてきます。
この冊子では、決められた防災グッズのリストを埋めるのではなく、あなた自身の暮らしに合った備えを考えるところから始めます。
暮らし創造思考(防災版)とは
この冊子は、
「完璧な防災計画」をつくるためのものではありません。
あなたの防災を採点するものでもありません。
今、自分の暮らしにはどんな備えがあるのか。
何ができるのか。
何をまだ考えていないのか。
そして、
「自分なら、どうしておきたいだろう?」
を、一つずつ考えてみるための道具です。
ワークシートを使いながら、実際に手を動かして進めていきます。
この冊子で、実際にやってみること
1.今の自分の備えを眺める
まずは、今の自分の暮らしを書き出します。
自分でできること。
今、備えているもの。
人に助けてもらえること。
公的な支援につながる方法。
まだ考えたことのないこと。
頭の中にあるものを、いったん外に出してみます。
2.「被災時のタイムライン」を知る
災害が起きたら、私たちの暮らしには何が起こるのでしょうか。
発災してから、被災状態になり、そこからどうやって命をつなぎ、復興へ向かっていくのか。
その流れを「被災時のタイムライン」として眺めてみます。
3.「命の五要素」という見方を知る
被災したとき、人が生き延びるためには、何が必要なのでしょうか。
この冊子では、
空気
シェルター
水
火
食
を「命の五要素」として整理しています。
さらに、
衛生
情報
についても考えます。
これを一つの地図として、自分の暮らしに当てはめてみます。
4.自分なりの「理想の備え」を描く
今の制約はいったん横に置いて、
「こうしておけたらいいな」
「これなら安心だな」
という、自分なりの理想を描いてみます。
どんな備えをしておきたいのか。
どうやって生き延びたいのか。
大雨のときには、どう行動したいのか。
あなた自身の暮らしに合わせて考えてみます。
5.まず、一つやってみる
現状と理想を並べてみると、
「ここは、もう少し考えておきたいな」
というところが見えてきます。
でも、全部を一度にやる必要はありません。
家族と一度話してみる。
水を少し多めに置いておく。
避難ルートを確認する。
道具の使い方を一つ覚える。
そんな小さな一歩から始めます。
そして、また暮らしを眺める。
必要なら、もう一つ変えてみる。
防災を、少しずつ自分の暮らしの中に育てていきます。
この冊子を通して、見えてくるかもしれないこと
「意外と、ここはできているな」
「ここは、まだ考えたことがなかった」
「家族と一度、話しておきたい」
「これは自分でできるようになっておきたい」
「この暮らしを守るためなら、これを備えておきたい」
そんな発見です。
何か一つの「正解」が出るわけではありません。
むしろ、
自分の暮らしについて、自分で考えられるようになること。
それが、この冊子で大切にしていることです。
防災は、災害が起きたときだけのものではありません
火を起こす。
道具を使う。
食べる。
自分でつくる。
人と助け合う。
情報を集めて、自分で判断する。
こうした力は、災害が起きたときだけ必要になるものではありません。
普段の暮らしの中でも、きっと役に立ちます。
だから私は、
防災と暮らしを、別々のものとして考えなくてもいい
と思っています。
普段の暮らしを少しずつ豊かにしていくことが、そのまま災害への備えにもなる。
そんな防災のあり方があります。
こんなふうに使ってください
このワークは、一度やって終わりではありません。
暮らしが変われば、必要な備えも変わります。
家族が増える。
住む場所が変わる。
仕事が変わる。
年齢を重ねる。
自分でできることが増える。
そんな変化に合わせて、またワークをやってみてください。
そのときの自分にとって、
「この暮らしを守るには、何が必要だろう?」
と考えるための道具として、何度でも使ってください。
2つの方法で体験できます
冊子版
3,300円(税込)
- 自分のペースで読みながら、実際に手を動かして考えたい方へ。
- ワークシートに書き込みながら、自分の暮らしと備えをじっくり眺めてみてください。
- 何度でも手に取って、そのときの暮らしに合わせて使えます。
動画版
9,800円(税込)
- 文章を読むよりも、話を聞きながら一緒に考えたい方へ。
- 実際の流れに沿って、解説を聞きながらワークを進めていきます。
- 移動中に音声として聞くこともできます。
迷っている方へ
この冊子は、
「これをやれば絶対に安心できる」
というものではありません。
災害を完全に予測することもできません。
だからこそ、自分の暮らしを知り、自分で考え、自分で選べるようにしておく。
そのための道具として使ってください。
購入後、ご満足いただけなかった場合は、全額返金いたします。
また、疑問や質問、感想などがあれば、気軽にお寄せください。
もっと、この世界を覗いてみたい方へ
「自分の暮らしを、もう少し自分で守れるようにしたい」
そんな方のために、「暮らしと循環のデザイン」では、防災と生きる力について、さらに深く考え、実践できる場を用意しています。
防災のOSデザインパッケージ
お仕着せの防災や災害対策計画ではなく、あなたの暮らしに合った防災を、自分で考え、つくっていくための、より深い実践です。
暮らしが変わっても、自分で防災をデザインできることを目指しています。
森で生きる力を育てる体験パッケージ
森を舞台に、
火を起こす。
食べる。
眠る。
そんな体験を通して、普段の暮らしの中にもある「生きる力」を身体から確かめていきます。
伴走デザイン対話セッション
自分で考えてみたけれど、
「もう少し、自分の住環境や家族に合わせて整理したい」
というときは、一緒に眺めてみることもできます。
ワークシートをもとに、あなたの暮らしに合った「無理のない備え」を一緒に考えていきます。
最後に
防災は、特別な人だけが身につけるものではありません。
自分で考える。
自分で選ぶ。
できることを、一つ増やす。
家族と一つ話してみる。
誰かと助け合える関係を、一つつくる。
そんな小さな積み重ねが、少しずつ「生きる力」になっていきます。
そして、その力は、災害が起きなかったとしても、あなたの普段の暮らしを豊かにしてくれるかもしれません。
だから、最初から完璧に備える必要はありません。
まずは、
「この暮らしを守るために、自分はどうしておきたいだろう?」
と考えてみてください。
「暮らし創造思考(防災版)」を使って、そこから一つ、始めてみましょう。
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