AIで10分出版!?あなたも作家になれる時代がやってきた!

「いつか自分の本を書いてみたい…」
そう思ったことはありませんか? かつては、専門的な知識や文章力、そして何より膨大な時間が必要だった「出版」という夢。
しかし今、その夢が、AIの力で驚くほど身近なものになりました。
こんにちは!
先日、「AIを使って10分で本を書く」というテーマで、小さなシェア会を開催しました。参加者の皆さんが「本当にできた!」と驚きと興奮に包まれたその方法を、ブログ読者の皆さんにも特別に大公開します。
この記事を読み終える頃には、きっとあなたも「自分の本」を出版したくなっているはずです。
「10分で本を書く」魔法のレシピ
AIにすごい小説をゼロから書かせる…という話ではありません。今回ご紹介するのは、AIをあなたの「超優秀な編集パートナー」にして、あなたの知識や経験を「本」という形に整理してもらう、という魔法のようなテクニックです。
ステップ1:本の「元ネタ」を用意する
AI執筆で最も重要なのが、**あなたの「元ネタ」**です。AIは、あなたが持つ独自の知識や経験を元に、その魅力を最大限に引き出してくれます。
一番のおすすめは、「あなたが話している録画データ」です。
- 過去に開催したセミナーや講座の録画
- YouTubeで好きなテーマについて語った動画
- 誰かに何かを説明しているZoomの録画
など、何でも構いません。あなたの「言葉」が、最もオリジナリティあふれる本の材料になります。もちろん、書き溜めたブログ記事やSNSの投稿、日記なども素晴らしい元ネタになりますよ。
ステップ2:「声」を「文字」に変換する(文字起こし)
次に、用意した元ネタ(録画データ)をAIが読めるように、文字に変換します。 難しく聞こえるかもしれませんが、今は便利な無料ツールがたくさんあります。
- YouTubeの自動文字起こし機能: 動画をアップロードすれば、自動でテキストを生成してくれます。
- Zoomのレコーディング機能: クラウドに録画すれば、文字起こしデータも一緒に保存されます。
これらの機能を使えば、ボタン一つであなたの話した言葉がすべてテキストデータに早変わりします。
ステップ3:AI(Gemini)に「編集」をお願いする
ここからがAIの出番です!今回はGoogleの「Gemini」を使った方法をご紹介します。
たった2回の指示で、本の原稿が完成します。
① まずは、元ネタをAIに「理解」させる
AIとのチャット画面を開き、このように指示を出します。
【指示1】 以下の文章は、「〇〇」というテーマで話した内容の文字起こしです。まずは内容を理解してください。
(ここに、ステップ2で用意した文字起こしテキストを全て貼り付ける)
もし講座で使ったスライド資料などがあれば、一緒に添付するとAIの理解度が格段にアップし、原稿の質が向上します。
② 次に、執筆を「依頼」する
AIが内容を理解したら、いよいよ執筆を依頼します。
【指示2】 この内容をもとに、20,000字程度の書籍を書いてください。
これだけです! するとAIは、あなたが話した内容を元に、読者が読みやすいように構成を考え、章立てを行い、見出しをつけ、本文をスラスラと書き上げてくれます。わずか数分で、あなたの目の前に「本の原稿」が現れる瞬間は、本当に感動的ですよ。
原稿ができたら、いよいよ「出版」へ
AIが書き上げた原稿は、あくまで「たたき台」です。Wordなどにコピーして、誤字脱字をチェックしたり、ご自身の言葉のニュアンスに合わせて少し手直ししたりしましょう。
そして、原稿が完成したら**「Amazon KDP(Kindle ダイレクト・パブリッシング)」**を使いましょう。 費用は一切かからず、誰でも無料でAmazonのストアに自分の本(電子書籍・紙の書籍)を並べることができます。
Amazonでの出版方法は中野巧さんのnoteに書かれている手順通り行えばできます↓
https://note.com/kounakano/n/nfe9d9dd7fa7b
なぜ、今この方法が重要なのか?
この方法の本当にすごいところは、ただ「楽ができる」というだけではありません。
- AIはあなたの「思考整理パートナー」になる 自分が話した内容をAIにまとめさせることで、「自分はこんなことを考えていたのか」と客観的に知ることができます。AIという第三者の視点が入ることで、自分の知識がより体系的に整理されるのです。
- 一つの情報から、無限のコンテンツを生み出せる 一つの講座録画から、①書籍、②ブログ記事、③メルマガ、④SNS投稿など、様々な媒体のコンテンツを効率的に生み出せます。情報発信の効率が劇的にアップします。
- 「表現すること」のハードルがなくなる 文章を書くのが苦手でも、話すことが得意なら、誰でも作家になれる。この方法は、すべての人に「表現者」としての可能性を開いてくれます。
おわりに
いかがでしたか? 「本を出す」という夢が、決して遠いものではないと感じていただけたでしょうか。
あなたの中には、他の誰かが「知りたかった!」と思うような知識や経験が、必ず眠っています。ぜひこの方法を使って、世界で一冊だけの、あなたの本を創り出してみてください。
作家としての第一歩を、心から応援しています!
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