新しい企画に人が集まらない? | 暮らしと循環のデザイン

新しい企画に人が集まらない?

〜「伝えたい想い」と「相手が欲しいもの」のズレを埋める方法〜

「渾身の新しい企画を立てたのに、告知しても全く反応がない…」

「頭の中には面白いアイデアがあるのに、どう言葉にしていいか分からない…」

コミュニティ運営や場づくり、自然体験などの活動をしている方から、こんなご相談をいただくことがよくあります。

今日は、ある架空のストーリーを通じて、この「モヤモヤの正体」「次の一手を見つけるヒント」をお伝えしたいと思います。

渾身の「無人島キャンプ」に反応がない…ミカさんの悩み

海辺の町で、子ども向けの「自然体験クラブ」を運営しているミカさん(仮名)。

普段は「子どもたちが自由に海辺で遊ぶ」というスタイルで、多くの親子から人気を集めていました。

ある日ミカさんは、さらにステップアップした新しい企画を思いつきます。

それが「大人は一切手伝わない!2泊3日の無人島サバイバルキャンプ」。

普段の遊びから一歩踏み込み、不便な環境の中で子どもたち自身の「生きる力」や「自己成長」を促したい。そんな熱い想いを込めて、体験学習の要素を取り入れた素晴らしいプログラムを組みました。

しかし、「子どもたちの精神的な成長を促す、振り返りの時間を大切にした体験学習キャンプです!」と、ワクワクしながらSNSやLINEで告知をしたところ……まさかの反応ゼロ。

「ハードルを上げすぎたのかな?」「参加費が高かった?」

ミカさんの頭の中には、様々な不安とモヤモヤが渦巻き始めました。

なぜ、人は集まらなかったのか?

このような状況に陥ったとき、実は「企画そのもの」が悪いわけではないことがほとんどです。原因は大きく分けて2つあります。

1. 直感を「仮の基準」として言語化できていない

感性が豊かで直感的に動ける人ほど、日々膨大なインプットを受けてイメージがどんどんアップデートされていきます。「なんだか面白そう!」という直感は正しいのですが、それが頭の中で「真っ白な雲」のようになっている状態では、周りの人(スタッフやお客さん)には伝わりません。

大切なのは、完璧じゃなくてもいいので、その都度「仮の基準」として言語化してみることです。「やってみてダメなら変えればいい」と割り切って、まずは今のイメージを言葉にして置く作業が必要です。

2. 「主催者の想い」と「参加者が求めているもの」のズレ

これが最も大きな原因です。

ミカさんの既存のお客さん(体験クラブのファン)が求めているのは何でしょうか?

それは「自由に遊べる楽しい時間」です。

一方で、今回の企画でミカさんが伝えたのは「精神的な成長」「体験学習」「振り返り」といった「主催者(大人)側の想い」でした。

ここに大きなギャップがあります。

参加者(親や子ども)は、「自己成長したい!」と思って遊びに来ているわけではありません。だから、どんなに立派な言葉を並べてもピンとこないのです。

ズレを埋めるための「表現のシフト」

では、どうすればよかったのでしょうか。

企画の内容(サバイバルな環境で成長を促す)は変えずに、「表現(見せ方)」を既存のお客さんに合わせるのです。

例えば、「自己成長」や「体験学習」という硬い言葉を捨てて、こんな風に伝えてみたらどうでしょうか。

  • 「いつもの海遊びじゃ物足りなくなってきたキミへ!」
  • 「今回は大人は一切手伝いません。ガチの無人島サバイバル!」
  • 「持っていける道具は〇〇個だけ。生き残れるか!?」

このように、「いつもの遊びの延長線上にある、ちょっとヤバくて面白い挑戦」としてエンタメ性を持たせることで、子どもたちや親御さんの「面白そう!やってみたい!」という感情にダイレクトに響くようになります。

伝えたい芯は同じでも、「相手が受け取りたい言葉」に翻訳することが何より大切なのです。

循環を良くするためには「手放す」ことも必要

そしてもう一つ。新しいことにエネルギーを注ぎたいとき、もし「惰性で続けていて少し苦しいな」と感じる活動があるなら、思い切って「手放す(誰かに任せる、あるいはやめる)」という選択も重要です。

余白を作らなければ、新しい循環は生まれません。手放すことで、本当に自分がエネルギーを注ぐべきものが見えてくるはずです。

ひとりでモヤモヤしているあなたへ

ミカさんのように、

「やりたいことのイメージはあるのに、うまく言葉にできない」

「誰に、どう伝えたらいいのか分からない」

と、一人で頭を抱えていませんか?

自分の頭の中にある「直感」や「想い」は、自分一人ではなかなか客観視できないものです。

そんな時は、ぜひ私(すえなみ)のセッションを活用してください。

私は「答えを教える」コンサルタントではありません。あなたの頭の中にあるモヤモヤした直感を丁寧に紐解き、一緒に「言語化」し、明日から動ける「具体的な一歩」へと変換するお手伝いをしています。

「なぜか上手くいかない」「次の一手が見えない」と感じたら、まずは一度、壁打ち相手としてお話ししてみませんか?

あなたの内側にある素晴らしいエネルギーを、必要としている人にまっすぐ届けるためのデザインを、一緒に考えていきましょう。

>> すえなみとの対話(セッション)の詳細・お申し込みはこちら

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