なぜ「OS」という言葉を使っているのか
このサイトでは、
「思考のOS」という言葉を使っています。
OSとは
Operating System の略です。
コンピューターで言えば、
- Windows
- macOS
- Linux
などがOSです。
OSは、
アプリケーションの前にある
土台の仕組みです。
同じアプリでも
OSが違えば動き方は変わります。
実は、人の判断も
それとよく似ています。
判断の前にあるもの
人は、
知識をもとに判断している
と思われがちです。
しかし実際には、
知識の前に
前提があります。
例えば、
世界は不足している
という前提に立つと、
判断はこうなります。
もっと稼がなければならない。
もっと備えなければならない。
もっと効率化しなければならない。
もっと競争しなければならない。
不足が前提になると、
世界は常に足りない場所として見えます。
不足OS
私はこの前提を
不足OS
と呼んでいます。
不足OSの上では、
人は
消費する存在として見えます。
自然は
使い切る資源として見えます。
地域は
競争の場になります。
すると社会の問いは、
「不足をどう分配するか」
になります。
豊かさOS
しかし、
もし前提が
世界はすでに豊かである
に変わったらどうでしょうか。
空気があり、
水があり、
太陽があり、
土があり、
生命が循環している。
この世界は本来、
生命が生きていくことができるほど
豊かな環境として存在しています。
この前提に立つと、
問いは変わります。
不足をどう分配するかではなく、
どうすれば循環が起きるか
という問いになります。
私はこの前提を
豊かさOS
と呼んでいます。
OSが変わると世界の見え方が変わる
OSが変わると、
同じ世界でも
見える景色は変わります。
問題に見えていた場所に
余白が見える。
競争に見えていた場所に
協働が見える。
不足に見えていた場所に
循環の可能性が見える。
世界が変わったのではありません。
前提が変わっただけです。
思考のOS
このサイトに置いている書籍は、
知識を増やすためのものではありません。
扱っているのは
思考のOS
です。
教育
起業
地域経済
防災
仕事
暮らし
それぞれの分野で
前提となるOSを整理し、
構造を見えるようにする
道具として作っています。
OSは押し付けるものではありません
OSは
人に押し付けるものではありません。
どのOSを使うかは
それぞれの判断です。
ただ、
もし今
違和感を感じているなら、
それは
知識が足りないのではなく
OSが合っていない
可能性があります。
この場所の役割
この場所は
何かを教える場所ではありません。
ただ、
世界を少し違う前提で
見てみるための
OSという道具
を置いてある場所です。
必要なときに、
必要な距離で。
あなた自身の判断で
使ってください。