愛される技術
愛されたい。
そう願う人は多いと思います。
愛したいではなく、愛されたい。
誰からも愛されなくても、誰からも愛される技術を身に付けましょう。
愛とは、
受け取る技術です。
愛するとは共有すること
嘘か誠か分かりませんが、こういう話があります。
明治の頃、外国からやってきた英語を日本語に翻訳して、新しい言葉が多く生まれていました。
そのひとつで、夏目漱石が「I love you」という英語を日本語で「月が綺麗ですね。」と訳したそうです。
何故、I love you が「月が綺麗ですね。」なんでしょうか。
私はこう考えました。
人は美しい物を見たとき、それを誰かと分かち合いたくなる。
それはどうでも良い人ではなく、あなたが愛する人でしょう。
だから、I love you は、「月が綺麗ですね。」になる。
そう思うと、
愛すると言うことは=分かち合う
になると思いました。
愛されることは受け取ること
愛すること=分かち合うこと
であれば、愛されることはそれを受け取ること、になります。
たとえ誰かがあなたのことを愛していて、分かち合おうとしても、あなたが受け取らなければ分かち合うことはできません。
綺麗な月を一緒に見るから、愛されることになります。
愛されなくても、愛される方法
それでは、
愛する=愛される
は、セットなのでしょうか。
愛されること=受け取ること
でした。
たとえば、道端にあるヨモギを摘んで、ヨモギ団子を食べました。
これは、あなたがヨモギのことを知っていて、団子に変える技術を持っていたから受け取れた自然の恵みです。
もし、あなたがその技術を持っていなかったら、その恵みは受け取れませんでした。
あなたが技術を持っているから、ヨモギから愛されることができたのです。
一方、ヨモギはあなたのことなんか知りません。あなたと分かち合うために茂らせているわけではありません。
つまり、ヨモギはあなたのことを愛していません。
でも、あなたはヨモギから愛されました。
愛することと、愛されることはセットではありません。
愛されることは技術であり、あなた自身の能動的な行動です。
人に対しても同じでしょう。
あなたのことを愛していなくても、むしろ嫌っていたとしても、愛を受け取ることはできます。
人生全てに出会う物事から、受け取ることができたら、あなたの人生はどれだけ豊かになるでしょうか。
愛される技術は生まれながらにある物ではありません。
勉強し、練習して身に付けるものです。
起業は愛される技術
私が意図している起業は、持っているもの、余ったものを人と分かち合うことです。
自分が受け取った豊かさを人と分かち合う行為です。
自分が受け取った豊かさを人が受け取り易いように変換してあげることが、ビジネス作りだし、
必要な人が必要な時に入手できる状態を作るのが、マーケティングです。
お金は、嫌いな人とも分かち合うために使える道具です。
愛されることの意味を知ることで、あなたのビジネスは社会を豊かにし、飛躍的に成長を遂げるでしょう。