初心者必読:ビジネスの基本構造

「ビジネスについて学んでいる人にとっては当たり前の話をします。」

#ビジネスの最も基本的な構造

商品とは、売る物、売るサービスがあるだけでは商品にはなりません。

必ず、その物、サービスを必要とする人(お客さん)がいなければなりません。

商品=物サービス+お客さん

ですから、商品作りにおいて一番初めにやることは、物やサービスを作りコトではなく、お客さんを見つけることです。物やサービスを作ることは自分の努力次第でどうにでもなりますが、お客さんがいなければどうしようもありません。

まず初めに、売ろうと思っている物サービスを必要とする人を見つけて下さい。

更にもっと手前の話しでいえば、そもそも、あなたの周りの人が何に困っていて、何を欲しているのか、よく観察することから始まります。

#何を商品とするのか

あなたが持っている物、できることの内、何を商品として売るのが良いのでしょうか。

それは、あなたが生きている中で余った余剰を商品としましょう。

余剰とは分かりやすく言えば、自給用に米を作りました。余ったお米を人に渡す、ということです。人に渡すことを優先して、自分達が食べるお米まで売る人はいませんよね。

余剰はものだけではありません。

自分が知りたくて勉強したこと、経験したこと、やってみて分かったこと。そういった目に見えない情報も余剰になります。情報は物と違って、幾ら人に与えても減りませんね。

道を歩いているときに落ちているゴミを拾うことも、何かのついでに行う余剰と言えます。

自分の日常生活の中で、自然に余ってしまうものを人に与えることを考えてみましょう。

#生み出す力がすべての源

世の中の仕事は、三つに分けられます。

1.自分の為にする仕事

ご飯を作ったり、遊びに出掛けたり、自分の欲求を自分で満たす行為ですね。

2.人の為にする仕事

これが一般的な仕事と呼んでいるものですね。人の為にする仕事をお互いに交換し合って社会は成り立っています。人に仕事をした証としてお金という目に見える形で残す場合と、家族など親しい間柄で行う時は、目に見えない信用という気持ちで残す場合とあります。

3.公共仕事

誰か特定の人の為に行うのではなく、自分も含めて広く万人の為になること。いわゆる公共的な仕事のことです。田んぼの整備や道路整備など、子や孫のために世代を超えて資産を残すことも含まれます。

この三つの中で一番大切な全ての源は、自分の為にする仕事です。

自分の為に何かを生み出していると、いずれ余ります。逆に言えば、余るまでしてしまうことを2の人の為にする仕事にします。

#まとめ

1.自分が必要とする物を自分で満たしてあげるようにする。

2.余ったものを人に分かち合う。

3.人に分かち合ってもらったモノを使って、さらに自分の生み出す力を高める。

4.更に余ったモノを人と分かち合う。

この順序で行うことが、自分も社会もお客さんも豊かになる事業作りの肝になります。

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