事業の方向性を考えることは、未来の暮らしを考えることでもあります。
創業するとき。
新しい事業を始めるとき。
今の事業を変えていくとき。
私たちは「何をすればいいか」を考え始めます。
けれど、その前に一度考えておきたいことがあります。
「この事業を通して、どんな未来をつくりたいのか。」
事業は、売上をつくるためだけのものではありません。
経営者自身の時間の使い方、働き方、家族との関係、地域との関わり方。そして、そこで働く人たちの暮らしにもつながっています。
だから私は、目の前の経営課題だけを解決するのではなく、事業全体を見渡しながら、「自分たちはこれからどうありたいのか」を起点に、事業のかたちを一緒に整理することを大切にしています。
「何をすればいいか」より、「どこへ向かいたいか」。
経営者の方から、
「やりたいことはいくつかあるけれど、整理できていない」
「新しいことを始めたいけれど、何から考えればいいかわからない」
「今の事業を続けていていいのか、少し違和感がある」
「人を雇ったけれど、役割や仕事の流れがうまく整理できていない」
といった相談をいただくことがあります。
こうした状態は、必ずしも能力や努力が足りないから起こるものではありません。
事業の目的、提供している価値、経営者自身の望み、顧客のニーズ、組織の役割など、いくつもの要素が混ざってしまっていることが原因になっている場合があります。
そこで、まず一緒に「今」を整理します。
必要に応じて図解や言語化を行いながら、事業の構造を立体的に見ていきます。
すると、
「自分たちは、本当はこうしたかったんだ」
ということが見えてくる。
私は、そこから生まれる経営者自身の判断を大切にしています。
支援するのは「答え」ではなく、判断できる状態です。
経営には、ひとつの正解があるわけではありません。
売上を伸ばすことが必要な場合もあれば、あえて事業を絞ることが必要な場合もあります。
新しい事業を始めることが必要な場合もあれば、今ある事業を丁寧につくり直すことが必要な場合もあります。
だから私は、外から答えを持ち込むのではなく、
- 何を大切にしているのか
- 誰にどんな価値を届けたいのか
- どんな事業のかたちにしたいのか
- 何をやめ、何を残すのか
- これからどんな働き方・暮らし方をしたいのか
を一緒に整理します。
そして、経営者ご自身が
「だから、こちらへ進もう」
と判断できる状態をつくることを目指します。
主な支援内容
創業・新規事業
- 創業計画の整理と言語化
- 事業コンセプトの整理
- 新規事業の方向性検討
- 自分の強みや経験の事業化
- 事業全体の構造整理
事業の見直し
- 既存事業の整理
- 新分野進出の方向性検討
- 事業転換・第二創業の整理
- 経営上の判断軸の明確化
- 「何をするか/何をしないか」の整理
組織・人材
- 組織内の役割整理
- 業務の流れの見直し
- 人材育成方針の整理
- 経営者とスタッフの役割整理
これまでの主な支援事例
- 創業初期の個人事業主に対する事業構造整理と方向性の明確化
- 地域密着型サービス業の新分野進出に伴う判断軸の整理
- 小規模事業者の組織内役割再設計と業務の流れの見直し
- 講師・ファシリテーション等の専門性を活かした新規事業の整理
- 経営者自身の価値観と事業の方向性を整理した事業再設計
制度活用案件を中心に、事業者の方と対話しながら支援を行っています。
支援スタイル
基本は、対話とヒアリングです。
現在の事業についてお話を伺いながら、頭の中にある考えや悩みを一つずつ外に出していきます。
必要に応じて、図解や言語化を使って思考を可視化します。
「何となく違和感がある」
「やりたいことはあるけれど、うまく説明できない」
という段階からでも構いません。
むしろ、まだ答えが決まっていない段階でご相談いただくことで、選択肢を整理しながら考えることができます。
こんな事業者の方へ
- 創業したものの、事業の方向性をもう一度整理したい
- 新しい事業を始めたいが、何から考えればよいかわからない
- 今の事業に違和感があり、これからのかたちを考えたい
- 自分の経験や強みを、もっと事業に活かしたい
- 事業の軸や判断基準を明確にしたい
- 組織の役割や仕事の流れを整理したい
- 売上だけではなく、無理なく続けられる事業をつくりたい
- 事業と自分自身のこれからを、一度立ち止まって考えたい
事業を整えることは、これからの暮らしを整えること。
事業の方向性を決めることは、単に「何を売るか」を決めることではありません。
どんな人と関わり、
どんな時間を使い、
どんな価値を生み、
どんな未来をつくっていくのか。
その選択は、経営者自身の暮らしにも、働く人の暮らしにも、地域にもつながっていきます。
だからこそ、事業だけを切り離して考えるのではなく、自分たちが望む未来のあり方から、事業を見直していく。
それが、私が大切にしている「暮らしと循環のデザイン」という考え方です。
専門家派遣制度をご利用いただけます
本ページの支援は、長野県の専門家派遣制度を活用してご相談いただけます。
まずは現在抱えている課題や、まだ言葉になっていない違和感についてお聞かせください。
「何を相談したらいいのかわからない」という段階でも構いません。
対話を通して現在地を整理し、これからの方向性を一緒に見つけていきます。
自分たちの事業を、自分たちの未来から考えてみる。
そのための時間として、専門家派遣制度をご活用ください。