時間割を自分で作る:会社員と起業する人の違い
本日は定期的にヒヤリングを行っている起業&経営コーチングの日。
今日のヒヤリングで得た気付きをご紹介します。
(かなり一般化した内容にしていますので、個別のヒヤリング内容とは直接関係ない話になっていますので、ご理解ください)
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多くの人が起業する時に戸惑うことがあります。
それは1日の過ごし方を自分で決める、ということです。
私たちは、学校へ行きだしてから会社勤めまで、自分で1日の過ごし方を決めたことがありません。
学校の時間割、休みの日、会社の勤務日、勤務時間。
これらは学校や会社から与えられた時間割が基本にあって、その空いた時間を自分の時間として、遊んだり家族と過ごしたりプライベートな時間をどうするか考えています。
つまり、他者から与えられた時間割を基本として過ごしているのです。
ところが、会社を辞めて起業したり、専業主婦(夫)という立場になったり、大学受験で浪人しても同じかもしれません。そういった立場になると、自分で決めた時間割で過ごすことになります。
これは何を意味するかというと、
自分の人生の時間を、何に使うのか、どれだけ時間を使うのか自分が決め、それに対して自分が ”評価” をするということです。
また、この評価基準ですら、自分で決めなくてはいけません。
当然、この評価基準は他者に認められたものではないので、他者から非難されることもあるでしょう。
それでも、自分で決めなくてはいけないのが、起業した人の宿命です。
一見、自分でスケジュールを決めるのは簡単なように思えますが、本質に気付くまで時間が掛かります。
心の何処かで「長い休み(他者に決められた時間割の空き時間)」という感覚を持っています。しかし、それが抜けて、本当に自分で自分のことを評価して認めていかなければいけないんだと気付く時が来ます。
そこからが本当の起業の始まりかもしれません。
私の場合、10年前に会社を辞めてから本当の人生を過ごしている気がしています。人の繋がりや学びの深さがそれまでとは段違いと感じます。
(当然、会社員という立場でも自分の人生を過ごすことはできます)
自分で自分の時間割を決める一つのコツは、
「休みも一つの予定として先に入れる」です。
休みは空いた時間にすることではありません。
自分が常に最高の状態を維持するために必要な時間です。休み時間も必要な時間と認識していなければ、いずれ破綻します。
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